津和地島への一番分かりやすい行き方・アクセス
段々畑と碧い海、人と人の結びつき。
日本最後の秘境へ、あなたもいらしてみませんか――?
津和地島の所在地
津和地島(つわじしま・つわじじま)
〒791-4324 愛媛県松山市津和地
津和地島は、愛媛県、広島県、山口県の県境に浮かぶ、瀬戸内海上の小島です。
初めに言っておきますと、津和地島は、辿り着くのにかなり時間を要する島です。
遠い場所に感じられるかもしれませんが、そのぶん、すでに日本では味わえなくなった、ゆったりとした時間の流れや大自然のすばらしさ、島民の温かさを満喫していただける島です。(「外国に来たみたい」と言ってくださるお客様もいるほどです。)
島に渡る唯一の方法は、愛媛県庁所在地である松山市から出ているフェリー・高速船です。
つまり、松山市の高浜港か、三津浜港に到着していただけるように経路を決めてください。
これから、
1.本州から松山までの行き方
2.松山市内からフェリー・高速船までの行き方
3.フェリー・高速船の乗り方
の順にご案内いたします。
【津和地島へのアクセス1】本州から松山までの行き方
列車または車で、本州から四国に渡るには、大きく分けて3つのルートがあります。
1. 神戸・鳴門ルート | 明石海峡大橋、大鳴門橋を通る | 兵庫県、徳島県を経由 |
2. 児島・坂出ルート | 瀬戸大橋を通る | 岡山県、香川県を経由 |
3. 尾道・今治ルート | 瀬戸内しまなみ海道を通る | 広島県、愛媛県を経由 |
列車でお越しの方
列車が利用できるのは、「2.児島・坂出ルート(瀬戸大橋)」のみです。
岡山から香川を経由し、愛媛県に着きます。
最寄りのみどりの窓口等で、「JR松山駅」までのきっぷをお買い求めください。
自家用車でお越しの方
3つのルートとも、自動車道があります。
ご出発地から便利なルートをお選びください。
高速バスでお越しの方
各地から、高速バスが運行されています。
自家用車を運転せず、瀬戸大橋以外のルートでもお越しいただくことができます。
※松山に直通するもの、途中の県で乗り換えるものなど、多様な方法が考えられますので、ご出発地から便利なルートをご検討ください。
飛行機でお越しの方
松山空港へは、以下の8つの国内線でお越しいただけます。
羽田・成田・伊丹・関西・中部・福岡・鹿児島・沖縄
【津和地島へのアクセス2】松山市内からフェリー(高速船)乗り場までの行き方
JR松山駅からフェリー乗り場(高浜・三津浜)まで
お金をかけずに港に着きたい方(列車)
JR松山駅から徒歩5分のところにある「伊予鉄道大手町駅」まで行ってください。大手町駅で伊予鉄道高浜線に乗り、高浜駅で下車してください。(20分、360円)
高浜駅から徒歩一分で高浜港に到着します。
できるだけ簡単に港に着きたい方(タクシー)
駅からタクシーに乗る場合は、約20分ほどで三津浜港に到着します。(約2,300円)
私鉄の松山市駅からフェリー乗り場(高浜)まで
市街地や道後温泉に近い「松山市駅」からお越しの場合は、伊予鉄道高浜線で、高浜駅(21分、410円)で下車してください。タクシーに乗る場合は、松山市駅からですと約30分、約2,500円ほどです。
自家用車でお越しの方
自家用車を置いて乗船したい場合
市内から約20分で三津浜港、30分で高浜港に着きます。どちらにも駐車場(有料)があります。
自家用車と一緒に乗船したい場合
市内から約20分で三津浜港に着きます。三津浜港からのフェリーに限り、自動車や自転車を積むことができます。金額は車両の大きさによって変わりますので、中島汽船のホームページ内運賃表をご確認ください。
松山空港からフェリー乗り場(三津浜)まで
・タクシー(約20分、約2,000円)
・直通バスはありません。まずはJR松山駅までバスに乗ってください。(約1時間、約700円)
・JR松山駅から、上の説明にしたがってフェリー乗り場までお越しください。
【津和地島へのアクセス3】フェリー、高速船の乗り方
松山市の松山高浜港か三津浜(みつはま)港から、津和地島までのフェリーにご乗船ください。
※高速船は、高浜港からのみとなります。
・経路:中島汽船 西線
・時間:フェリーなら約2時間、高速船なら約1時間
・金額:フェリーは1,220円、高速船は2,040円
※自動車、自転車といっしょに乗船される場合は三津浜からフェリーに乗ってください。高浜港からはフェリー、高速船ともに自動車、自転車を積むことができません。金額は車両の大きさによって変わりますので、中島汽船のホームページ内運賃表をご確認ください。
フェリーに乗る場合の時刻表
津和地(中島) 方面行 | 三津浜 | 高浜 | 津和地 |
第1便 | 9:10 | 9:25 | 11:03 |
第2便 | 16:40 | 16:55 | 18:33 |
松山 方面行 | 津和地 | 高浜 | 三津浜 |
第1便 | 6:56 | 8:38 | 8:50 |
第2便 | 14:34 | 16:13 | 16:25 |
津和地島へフェリーでお越しの場合は、行きは、朝か夕方のどちらかとお考え下さい。お帰りは、早朝か昼過ぎかとなります。高速船の場合は、もう少し時間に余裕がありますので、余裕をもって旅をされたい方は、こちらを利用されるのもいいかもしれません。
高速船に乗る場合の時刻表
高浜 | 津和地 | 高浜 | |
第1便 | (止) | 6:28 | 7:30 |
第2便 | 7:40 | 8:43 | 9:36 |
第3便 | 11:40 | 12:34 | 13:36 |
第4便 | 15:25 | 16:29 | 17:23 |
第5便 | 18:25 | 19:28 | (止) |
※時刻表は中島汽船のダイヤをもとに作成しています。直近のダイヤ改正や悪天候による欠航など、急な情報を反映していないことがあります。ご利用の際は、中島汽船のホームページや電話等での確認も合わせて行ってくださいね。
↑クリックすると、中島汽船のホームページへ移動します。
津和地島に到着! 津和地島のみどころは?
津和地島の魅力とは
津和地島は、70~80代の島民が半分以上。
自給自足の生活を営む、のんびりした島です。島民のほとんどが、漁師であり農家。
島には、信号や病院もありません。
日本では忘れ去られた、特別な時間のながれが残されています。
・お子さんやお孫さんに、都会では味わえない特別な体験をさせたい。
・のんびり釣りや海水浴を楽しみたい。
・夫婦やカップルでゆっくり語り合う時間がほしい。
・水軍の末裔がくらす島を見てみたい。
・あえて不便な土地に身を置くことに興味がある。昔の日本が好きだ。
・とれたての新玉ねぎや海産物を食べてみたい。
などなど、そんなあなたを、津和地島の皆がお待ちしています。
島に泊まりたい
津和地島へは、日帰りよりも、泊まられることをおすすめします。
1日にフェリー片道2本、巡回の高速船が5本でていますが、日帰りで滞在できる時間はほんのわずか。段々畑をじっくり歩いたり、釣りや農業体験をしていただくと、少なくとも1泊が必要です。
津和地島には、2つの旅館があります。
おいしい海鮮料理のほか、釣り情報や各種体験プランなど、島の楽しみ方について相談に乗ってくださいます。ぜひ利用されてみてください。
お問合せも受け付けています。
お急ぎの場合は下記お電話番号までご連絡下さい。
TEL:080-4992-7189
受付時間:9:00~22:00 無休